渋谷区こどもテーブル「みんなのカフェ“大空”」へお米20kgとサニパック製品を寄贈しました。
当社代表・井上(左)と「みんなのカフェ“大空”」代表・中村通夫様(右)
2021年6月23日(水)、渋谷区こどもテーブルの一拠点として活動する「みんなのカフェ“大空”」へお米20kgとポリ手袋などのサニパック製品を寄贈致しました。
渋谷区こどもテーブルとは?
子どもたちや地域の人が関われる第3の場所を提供し、家や学校だけではなく「地域」の力で子どもを豊かに育てることを目指す団体。毎月複数の拠点で、子ども食堂や学習支援のための勉強会などを開催しています。
みんなのカフェ“大空”とは?
渋谷区こどもテーブルに所属する幡ヶ谷の子ども食堂。毎月2回ボランティアの方が集まり、料理をふるまったり、集会所を遊びや勉強の場として開放したりと、子どもたちと地域の方々の居場所をつくる活動をされています。現在は新型コロナウイルスの感染対策を行ったうえ、事前予約制のテイクアウトでカレーを提供。
「みんなのカフェ“大空”」で活動する方々にお話をお聞きしました。
「大人も子どもも関係なく、みんなの居場所をつくりたい」みんなのカフェ“大空”・代表 中村様
ーーコロナの状況が落ち着いたら、どんな活動をしたいですか?
大人も子どもも自由に来て遊んでもらえる場所にしたいと思っています。また、「勉強」にも力を入れたい。遊びとは別に、書道や英語などの学びの時間をつくるというのも私たちの夢ですね。
集会所の前は広場になっているので、外と室内で行き来して自由に過ごしてもらいたい。ボランティアの方に来てもらって、サッカーボールを蹴ったりもいいですね。
ーー以前はみなさん集会所でどんな過ごし方をしていたんですか?
ご近所にいらっしゃるおじいさんが、ハーモニカの大家なんです。以前は、曲をリクエストしてみんなで歌ったりしていました。また、産後のお母さんたちが集まって体操をするイベントを実施したりもしました。
ここには、赤ちゃんからお年寄りまでいらっしゃいます。実は出前もやっているんです。ご高齢の方は来るのが大変なので。
世間を見れば、大人も子どもも分ける必要ありません。町で会ったら、誰でも挨拶できるような雰囲気、みんなの居場所をつくりたいという気持ちがこの活動のスタート。他の子ども食堂とも繋がりができて来たので、情報交換をしながら運営したいと思っています。
「50歳から調理師に」みんなのカフェ“大空”・シェフ 為我井様
ーーこどもテーブルの活動はいつ頃から参加されているのですか?
50歳で仕事をやめて、そこから調理師免許を取ってしばらくは障害者の就労支援施設で働いていました。その後60歳で退職し、6、7年くらい保育園での食事の提供や高齢者のサロン活動などを行っていたのですが、「ひだまりぬくぬく」という月1回の居場所づくりの会に参加した時に、中村さんに「幡ヶ谷でも子ども食堂やりたいね」と声をかけていただきました。
場所がなかなか見つからず、2年前にやっとこの場所を貸していただけることになり活動が始まりました。
ーーどんなふうに活動されているのですか?
集会所で集まれていた頃は、子どもたちにカレーをよそってあげたり、「おかわりしない?」と声をかけたりしていました。あとは、副菜のサラダやおやつも用意します。一回に使うお米は5.5升(約8.25kg)。今回いただいたお米を子どもたちに食べてもらうのが楽しみですね。
カレーを用意するボランティアの方々と、受け取りに来た方々の笑顔がとても印象的でした。子ども達がのびのびと育つ地球を守るため、これからも継続的にサポートさせていただきます。
渋谷区こどもテーブル「みんなのカフェ“大空”」
開催場所:幡ヶ谷3丁目アパート集会所(幡ヶ谷3-70)
開催日時:第1・3水曜日 14時~19時
渋谷区こどもテーブルのWebサイトはこちら